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やさいのおしゃべりの対象年齢は?あらすじと感想、絵本の内容紹介

やさいのおしゃべり。絵本の表紙には、にっこり笑った何種類もの野菜。

いもとようこさんが描く可愛い野菜たちが、冷蔵庫の中でおしゃべりしてる内容は?

野菜嫌いの子供がドキッ!さらにママも…!?

やさいのおしゃべりの対象年齢について、絵本のあらすじや感想もあわせてご紹介していきます。

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やさいのおしゃべりの対象年齢

対象年齢は幼児から。

やさいのおしゃべりの出版社・金の星社では、対象が「赤ちゃんから」「幼児から」、次は「小学低学年」…となっています。

通常、幼児とは1歳から6歳ごろ

赤ちゃんには難しいですが、ある程度野菜がわかる、好き嫌いも出てきた頃なら内容を理解できそうですよ。

年中・年長さんはもちろん、小学校の低学年の子供にとってもおもしろいと思います。

やさいのおしゃべり あらすじ

スーパーで買われたきゅうり君が主人公のお話です。

ある日、スーパーに売り物として並んでいたきゅうり君は普通のおばさんに買われました。

おばさんのおうちに着くと、きゅうり君は少し乱暴に冷蔵庫の中に入れられました。

そこには色々な仲間の野菜たちがいましたが、みんないつ食べてもらえるのか不安に思っていました

なぜなら買ってくれたおばさんは野菜を買っても冷蔵庫に入れるだけで忘れてしまうような生活をしていたからです。

なかなか食べてもらえずにみんな困っています。しかもそこのおうちに住む女の子のれいちゃんは、きゅうりが嫌いなのできゅうり君もとっても不安です。

ジャガイモさんは本当は冷蔵庫のような寒いところは苦手なのに冷蔵庫の中に入れられて震えていました。

来たときはとっても色白で美人だったダイコンさんは黒い点々が出てきて、かわいそうな姿になってしまい泣いています。かぼちゃ君はついに腐ってしまったので捨てられてしまいました。

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ウワサによると冷凍庫には何年も前のものが眠っているとか…。

野菜たちがみんなでそんな話をしているとれいちゃんの足音が聞こえました。

もしかしたら今の話を聞かれたのかな?と思いながらきゅうり君は本当に食べてもらえるのか、もしかしたら自分も腐って捨てられてしまうのではないかと不安をかかえていまいした。

仲間たちは「きゅうり君はサラダなどの使い道があるから大丈夫」と言ってくれますが心配は消えませんでした。

そうして何日も過ぎていきます。その間にそれぞれの野菜たちも使われたり、また新しい野菜が入ってきたりしていました。

そして1週間が過ぎたころ、おばさんの手が伸びてきてきゅうり君は取り出されます。

どうやられいちゃんは1年生になるから嫌いなきゅうりも頑張って食べる決心をしたようです。

仲間たちに見送られながらきゅうり君は冷蔵庫から出ていきます。食べてもらえるとわかったきゅうり君は本当にうれしそうです。

かなりシナシナになってしまっているきゅうり君はどうやら酢の物になるようです。

やさいのおしゃべりの感想

とてもかわいい絵なので見ていて癒されます。

子供に好き嫌いをしてほしくないと思って読みましたが、自分にも反省する部分があるなぁと気づかされるお話です。

冷蔵庫にいる野菜たちに悲しい思いをさせないようにママも子供もがんばろうと思えるお話です。

まとめ&関連情報

あらすじ、絵本に描かれた野菜のおしゃべりの内容はいかがでしたか?

幼児向けの絵本ですが、ママにもちょっと心が痛いところもありました。

イラストはいもとようこさん。

誰もが知っているお話を集めた『はじめてのめいさくえほん』シリーズの絵も描かれています。

作者は泉なほさん。

同人誌「宙」に『冷ぞうこ物語』のタイトルで発表した作品の書き直しが、今回ご紹介した『やさいのおしゃべり』。初の絵本出版です。

お子さんが絵本で野菜に興味を持ったり、好きになってくれたらいいですね。

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