子供がだんだん大きくなってきて、そろそろしつけも考えないと…。
でも、「しつけしなきゃ」と思うと怒ってばかりになりそうで不安!
そんなとき、絵本を使ってみてはどうでしょう?
絵本にはしつけをテーマにしたものがたくさんあります。
この記事では、我が家の2歳男児に読み聞かせている絵本の中から、わたなべあやさんのごめんやさいシリーズ(おやさい生活えほんシリーズ)をご紹介します。
かわいい野菜たちといっしょに、楽しくしつけができますよ!
ごめんやさいシリーズ(わたなべあや野菜シリーズ)
かわいい野菜や食べ物がでてくる絵本をたくさん出している、わたなべあやさん。
その中でも、ひかりのくにから出版されている「おやさい生活えほん」
シリーズは現在10冊で、
2021年5月時点の最新作は『いれてくやさーい』です。
どれも楽しく、しつけにも活用しやすい内容の絵本です。
ここでは、特に私のおすすめ4冊をご紹介しますね!
こんなときは謝ろうね。『ごめんやさい』
失敗してしまった野菜たちが、迷惑をかけた相手(こちらも野菜)に
「ごめんやさい」と謝るエピソードが繰り返される絵本です。
野菜たちがやってしまうことは、悪いことというよりは『誰にでもある失敗』。
- ナスちゃんの帽子をかぶってきちゃった
- 夢中で遊んでたらお尻がぶつかっちゃった
- 失敗を隠そうと思っちゃった…
がんばって謝ることと、このくらいのことは「いいよ」と笑って許すことの大事さを教えてくれます。
「いいよ」というセリフを読んでいるとき、なんだか気持ちが癒されて、私もとても好きな絵本です。
夜になったら寝ようね。『おやすみやさい』
夜になり、野菜の子供たちが「おやすみやさい」と眠りにつく…という絵本です。
心地いいお布団も野菜それぞれに違い、グリーンピースちゃんたちはトイレに行ってから、さやに納まって寝るなど、野菜の特徴が出ていてかわいいですよ。
- 夜になったら寝ること
- 「おやすみなさい」というあいさつ
- 寝る前にはトイレに行く
などの話題が盛り込まれていて、寝かしつけにもオススメの一冊です!
電車では静かにしようね。『も・や・し〜!』
野菜たちが遠くの公園まで電車で出かける、という絵本です。
電車が楽しくて、大きな声を出したり走り回ったりしてしまう野菜たち。
そのたびにもやしちゃんが「も・や・し〜!」と声をかけてくれ、「電車では静かにするんだったな」「ちゃんと座っておこう」と気づいていきます。
でも最後には、到着が嬉しくなったもやしちゃんも大声を出してしまい、みんなに「も・や・し〜!」と言われる展開が子供らしくてかわいい!
息子はこの絵本が合うようで、電車に乗るときは自分から「も・や・しーだよ」と言うことも多いんですよ。
一人で脱いでみようか?『すっぽんぽーん!』
野菜たちが一人で服を脱ぎ、最後にはみんなでお風呂に入るという絵本です。
脱ぐものはとうもろこしの皮だったり、トマトのへただったりと野菜によってさまざま。
キャベツちゃんが外葉を脱ぐと、手桶に描いてあった青虫がちょうちょに変わるなど細かいところも凝っていて、話題を広げやすいですよ。
皮のむきすぎで姿が見えなくなったたまねぎちゃんをみんなで心配する…という、優しさを教えてくれる場面もあります。
自分ひとりで服を脱いでみる、すっぽんぽーんと楽しくお風呂に行くということを話してあげるきっかけになる、楽しい絵本ですよ!
まとめ
しつけに使える、しつけのきっかけにできる絵本として、わたなべあやさんの野菜シリーズをご紹介してきました。
『しつけ』というと、どうしても『ちゃんとさせなくちゃ』と構えてしまいがちですが、可愛い絵本をとおしてなら親も子も構えず始められます。
毎日のお世話にしつけも加わってくると、子供の相手はほんとうに大変ですよね。
そんなとき、かわいいしつけ絵本でまずあなたに癒されてほしいなと思います。
絵本ならきっと、笑顔のしつけを応援してくれますよ!
Check!