子供を育てていると偏食に悩むことも多いですよね。
特に嫌われることが多い野菜については、たくさんのママが悩んでいることと思います。
そこで、この記事では子供と一緒にできる超簡単な水耕栽培の方法をご紹介します!
野菜嫌いな子でも、自分が種をまいたり収穫したりした野菜なら興味を持ってくれるので、食べてくれる可能性が上がりますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
水耕栽培を室内で簡単に育てるポイントとオススメの野菜
水耕栽培は、室内でできるのが大きなメリット。
とても簡単なので、家庭菜園初心者の方や野菜のお世話をする時間のない方でもできますよ。
ポイントは成長の早い野菜を選んで、育ったら早く収穫して食べること。
梅雨から夏にかけては種まきしたところにカビが生えやすく、時間をかけるとせっかく育てた野菜が傷むこともあるためです。
また、子供と一緒に作業するのだから、少々失敗しても気にしないことですね!
おすすめの野菜は、
それぞれ手順やコツを紹介しますね。
スプラウト水耕栽培のやり方とコツ
成長の早い野菜となると、やはり「スプラウト」として売られているものが最もおすすめです。
代表的なものは、カイワレ大根とブロッコリースプラウト。
ホームセンターや100円ショップに行けば種を購入できます。
スプラウト水耕栽培で用意するもの
- スプラウトの種
- プレーンヨーグルト容器のふたや、イチゴのパックなど平たい入れ物(お皿でも可)
- 水に溶けるティッシュ(またはキッチンペーペー)
スプラウト水耕栽培の手順
【1】平たい入れ物に、水に溶けるティッシュを敷きます
1枚だけでは、発芽したあと根を張ることができないので、何度か折りたたんだり重ねたりして厚くする方が育ちやすいですよ。
ここを2歳児と一緒にやってみると、子供のやった方は紙がぐしゃぐしゃになって山脈のようになってしまいました(笑)
せっかく作ったので、私が作った平らなティッシュと両方使って種まきをしました。
【2】水を加えます
水を入れすぎると水たまりができて、種が一か所に固まることもあるのでほどほどに…
と言いたいところですが、水を入れるような簡単な工程は子供でもできるので、タプタプになっても気にしない。
あふれるようなら、後であなたがちょっと捨ててください。
お子さんが作った山脈ティッシュなら水をどう入れても種は固まりますので、この場合は「谷」のところが水たまりになっていなければ、それでいいと思います。
【3】種まきをします
ふつう種まきというと、種が一か所に固まったり重なったりしないよう一定の間隔をあけてまくのが一般的ですが、子供と一緒なので気にしない!
指先でつまんでバラバラっとまき、塊ができてもそのままいってOKです。
「上手に作ること」よりも「一緒に育てること」が目的ですから、楽しくいきましょう。
うちの息子は、種が指にくっつくのが気になるようで種まきはできませんでした。
まく場所がもっと広かったらできたかもしれません。
さて、これで完了です!
室内の暗めのところに置き、発芽したら明るいところに移しましょう。
我が家では、ティッシュが乾いてきたと感じたら湿る程度に水やりしています。
1〜2週間で食べられますので、はさみで収穫してくださいね。
辛みがあるので、小さめに切って味噌汁などに入れると子供でも食べやすいと思いますよ。
豆苗を水耕栽培する方法・コツ
ぐんぐん伸びるところを楽しむなら、スーパーで豆苗を買ってきてもいいですね。
最近「リボベジ」という言い方で広まっていますが、わき目が出るところを残して切ることであと2回成長と収穫が楽しめます。
ただし、ちゃんと収穫するにはわき芽を残して切らなければいけないので、子供に作業させるのはちょっと大変。
はさみが扱える大きい子とやるか、切るところは親がやるのがいいでしょう。
豆苗の水耕栽培で用意するもの
- 買ってきた豆苗
- はさみ
- 深めのお皿など、豆苗の根元が入る入れ物
豆苗の水耕栽培の手順
【1】わき目が出るところを残すように、はさみで豆苗を収穫します
わき目は、根元の方に2つついている
つくしの袴のようなところから出ますので、その上を切ります。
切ったものは料理に使ってください。
【2】残した根元を入れ物にいれ、そこに水を入れます
豆が水につかると傷んでしまうので、根だけが水につかるようにしてください。
ここも、子供と一緒にやると水浸しになりますね(笑)
後でこっそり、多すぎる水を捨ててあげてください。
【3】室内の明るいところに置きます
豆にカビが生えにくいよう、風通しの良いところだとよりよいと思います。
うちでは、いい場所を見つけるのが難しかったです!
窓際の明るいところには棚がないので床に置いてみたのですが、子供に引っ張られたりひっくり返されたりで…。
結局、窓際ではないけれど比較的明るいところの棚に置きました。
【4】ぐんぐん伸びる様子を楽しんでください!
伸びてきたら、一番下のわき目を残して収穫すればもう一度食べられますよ。
カビが生えそうなら、3回目はあきらめて捨てましょう。
豆苗は辛みもなく、豆のいい香りで食べやすいので炒め物などに入れるのもいいですね!
うちの息子も、カイワレ大根よりは豆苗の方がよく食べました。
【子供と一緒にやってみよう!】
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まとめ
家庭で子供とできる水耕栽培について、以上のようにお伝えしてきました。
子供が喜んで食べる「家庭菜園の華」となると、やはりトマトやきゅうりなどの実ものだと思いますが、土を使う栽培はちょっと大変ですので、まずは初心者でも簡単な水耕栽培から挑戦してみてはいかがでしょうか?
いつ芽が出るかな、大きくなったかな…
という意外なワクワク感があって、大人もとても楽しめますよ。
お子さんも野菜に興味を持って、食べてくれるといいですね!
【野菜に興味を持った子供に読んであげたい絵本】