今回ご紹介するのは、カラフルで楽しい絵本・いろいろバス!
tupera tupera(ツペラツペラ)さんの作品で、色・そして繰り返す内容を楽しむ絵本です。
いろいろバスの対象年齢や内容を、絵本の魅力や子供の反応もあわせて、お伝えしていきますね。
いろいろバスの対象年齢は?
繰り返しを楽しむシンプルなストーリーなので、2歳から小学生まで幅広く読めます。
バスのお客さんは、子どもたちが日常や絵本などでよく目にするものもあれば、意外なものもあって、大人もその意外なものの登場に、思わず笑いが込み上げ、年齢関係なく家族で楽しめます。
バスが出てくるので、男の子が特に食いつきが良いように感じます。
色もビビットでいろんな色が使われているので、色に興味を持ち出した子供たちにもおすすめします。
いろいろバスの内容あらすじ・読み聞かせにおすすめ!
いろんな色のバスがやってきて、バスの色に合った動物や食べ物などのお客さんが、バスに乗ったり降りたりが繰り返し繰り返し出てきます。
バスがやってきて、次のページに乗るものが、更に次のページに降りるものがと、ページをまたいでお話しが進むので、クイズ形式に読み聞かせをすると盛り上がります。
また、最後のページには沢山バスやそのバスのお客さんが描かれているので、当てっこゲームのようにして遊ぶと楽しいです。
人数のいる読み聞かせの場でも、色がはっきりしているので見やすく、また子どもたちとクイズなどでやり取りをすることもでき、読み聞かせに慣れていないという方でも読みやすいと思います。
自分で文字を読めるようになった子どもたちが自分で読むのも良いですが、読み聞かせなどで複数人数で読むのが面白いタイプの絵本だと思います。
ストーリーに意味のある読み応えのある絵本もたくさん読んできましたが、たまに遊ぶ絵本を挟んであげると子供たちも息抜きができ、読み手も肩の力を抜いて読めるので、
読み聞かせの時には、ナンセンスな絵本も織り交ぜながら選んでいます。
ナンセンスな絵本は、文章のリズムが良く、子どもたちもストーリーというよりは、文章の音も楽しんでいるように感じています。
いろいろバスの作者・tupera tupera
この『いろいろバス』の作者・ツペラツペラ(tupera tupera)さんの絵本はどれも絵の雰囲気がユニークで、貼り絵のような作風は他の絵本とは違った雰囲気で楽しめると思います。
ツペラツペラさん、中の人は2人。亀山達矢さん、中川敦子さん。なんと夫婦ユニットなんです!
ちょっと変わり種の絵本『かおノート』もツペラツペラさんの作品。
子供が自分でシールを貼ったり、絵を描いたりして作っていく絵本です。
以下の記事に詳しくまとめています。
ところで、いろんな色が出てくる『いろいろバス』の中で、ピンク色のは何だろう?って思っていたら、ツイッターで作者に質問している方がいらして
何とハムだそうです!
いろいろバス 子供の反応・プレゼントにも!
実際、3歳になる息子のお気に入りで、バスに乗ったり降りたりするものを覚えて、この色のバスには誰々が乗ってくる、と教えてくれます。
文章が短く、同じリズムで繰り返すので小さな子供でも、すぐにお話しを覚えることができます。
5歳の娘は、お話しから派生して、その色のバスにはどんなものが乗っているか想像し、楽しんでいます。
3歳から6歳の甥っ子たちにもプレゼントしましたが、反応が良く、子どもたちに人気の絵本のようです。
幼児に絵本をプレゼントするときには、必ず候補の一冊に入れるおすすめの絵本です。