今回ご紹介する絵本は五味太郎さんの『きんぎょがにげた』です。
丸いフォルムが愛らしい金魚のイラストが印象的なこの作品は、子供と遊びながら読める楽しい絵本です。
きんぎょがにげたの対象年齢やあらすじ、感想をご紹介します。
ぜひ、お子さんと一緒に楽しんでみてください。
きんぎょがにげた絵本の対象年齢・指差しはいつから?
きんぎょがにげた(作・五味太郎、福音館書店)は、2〜4歳が対象となっています。
絵本のイラストから間違い探しのように金魚を探していくので、ある程度、イラストの違いが分かって指差しができる年齢のお子さんだと楽しめると思います。
きんぎょがにげた絵本のあらすじ内容は?
ある家の金魚鉢から、真っ赤な金魚が逃げました。
赤い水玉のカーテンに隠れました。でも、また逃げました。
今度は赤い花の植木鉢に隠れました。またまた逃げました。
今度はお菓子の瓶の中に隠れました。逃げて、隠れて、逃げて。
真っ赤な金魚は繰り返します。
そしてついに、たくさんの真っ赤な金魚がいるお池にたどり着きました。金魚は仲間のもとへたどり着き、もう逃げなくなりました。
真っ赤な金魚がイラストのさまざまな物の中に隠れています。
その中から真っ赤な金魚を探していくのが楽しい内容となっています。
きんぎょがにげたを読み聞かせ・指差しが楽しい!
可愛らしいイラストが多いこの絵本は、間違い探しのように真っ赤な金魚を探すのが楽しいです。
「どこににげた?」と話しかけるように読むと、
子供は喜んで「これ!」と指差しをします。
何回か絵本を読んで慣れてくると、
「どこへにげた?」と、イラストを見る前に
「アメちゃんのなか!」と言ってしまうこともあります。
正解と言って褒めると、嬉しそうです。
絵本は何度も読むと飽きてきてしまうものもありますが、間違い探しのようなつくりになっているからか、子どもは飽きずに絵本を楽しんでくれてます。
きんぎょがにげたの感想
金魚が部屋の中のさまざまな物の中に隠れて逃げていくのですが、それをどこに行ったんだ!?と子どもと探すのは楽しかったです。
また、ただ逃げていく金魚を追いかけるだけではありません。最後はたくさんの真っ赤な金魚のいる池へたどり着きます。
お友達ができはじめた時期の子どもにとって、お友達と一緒は嬉しいねと共感できる内容だったのがよかったと思います。
きんぎょがにげた関連情報・グッズ
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まとめ
『きんぎょがにげた』の絵本を選んだのは、本屋さんで「子どもが楽しめる絵本10選」という企画をやっていて、目立つところにあったことがきっかけです。
表紙の金魚が真っ赤で可愛らしく、子どもの目も引かれたのか、「これがいい」と言って選びました。
対象年齢である2〜4歳の子供はある程度、自我ができてきて自分の興味があることを教えてくれます。
赤ちゃん時代とは違い、親がよさそうなものを与えるのではなく、子どもが自然と興味を持った絵本を選ぶようにしています。