保育園などで集団生活をするようになると、家ではわがままがひどくなるというのはよく聞く話ですよね。
対応真っ最中のママさん、毎日お疲れ様です。
保育園に通う2歳のわが子も同じで…。保育園ではいい子なのに家ではわがままがパワーアップ!
私の場合は、こんなふうに対応しています。
保育園ではいい子なのに家ではわがままな理由は?
我が家の息子はとくに、朝食時の機嫌が急に悪くなりました。
食べることは好きなのでいそいそとテーブルにつくのですが、
座ったとたん
食べない!食べる!これじゃない!あっ、食べる!
抱っこ!抱っこいや!抱っこ!
あーんじゃない!おはしじゃない!スプーンじゃない!一人でやらないよ!
言うとおりにしてもやり方を変えてもすべて否定で、椅子に座って抱っこしているのに体をひねって大暴れ、もう私ごと椅子から落ちそう…。
寝起きが悪すぎる…とだんだん参ってきて、保育園の連絡帳に様子を書きました。
するとお迎えの時に先生から、こんなふうに声をかけてもらったんです。
「息子くんは保育園ですごく頑張っているから、ママにしか出せない甘えを出しているのかもしれないですね。単に寝起きが悪いというだけじゃないのかも」
確かに、家ではやらないことが保育園では普段からできていることは、以前から知っていました。
自分で食事をして、靴を脱ぎ履きして、トイレにも行くだけは行ってみる…。
遊びも自分の好きなことばかりというわけではないだろうし、よく頑張っているんですよね。
その反動で、家でくらい甘えたいんだろうなあ…と気づかされました。
2歳で保育園ではいい子だから家で甘える?
連絡帳には、
「お迎え後、たまには家の中だけで、ママとラブラブで過ごしてみては」
というようなアドバイスが書いてありました。
この場合は甘えさせてあげるのが、プロの考える対応ということですね。
こちらは大変なので、ついつい「もう自力で泣き止んでよ」とも思ってしまうんですが…。
ちょっと頑張って、対応を変えることにしました!
お迎え後はこれまでどおり、公園などで遊んで過ごしています。
息子がもともと、家の中では付きっきりで遊んでほしいタイプであるためと、体力が有り余っていて、夕方も遊ばせないと夜寝付けないためです。
そのぶん、朝食は基本的に抱っこで食べるように変えました。
最初から抱っこのことも、ぐずりかけたら即「抱っこしようか?」と聞くこともあります。
また、食べたいものを教えてくれたら、お菓子やジュース以外なら食卓になくても極力出すようにしました。
100%ではないものの、かなり機嫌が改善し、ある程度の量を食べてくれるようになりました!
「甘えさせるのが大事」ということが本当にはっきり表れたので、余裕がなく大変な日もありますが、できるだけ続けています。
なんでもかんでも子供の言うとおりではとても付き合いきれないので、我が家の場合は、
「なんでもかんでも(ほぼ)言うとおり」で甘えさせる場面を朝食時に絞ったのが、継続できている理由かもしれません。
「甘えさせる」、効果がありますよ!
もし困っているなら、あなたもぜひ試してみてくださいね。
保育園と家での対応に夫が頼りづらい場合は
家で甘えさせることについては、夫の協力を得たいところです。
日ごろからあなたの苦労をねぎらってくれるご主人ならすぐに相談できますが、そうでない場合は、先にほかの人に相談する方がいいかもしれません。
保育園の先生でもいいし、ママ友や子育て支援センターの先生など、入園以前の知り合いでもいいと思います。
あなたのことを理解してくれるなら、実母や義母でも。
私は先生から息子のわがままについての話を聞いたとき、原因や対策を考えてもらえたことよりも
「息子くんはママのことが好きなんですよ」となぐさめてもらえたことが嬉しかったです。
こんなときは「よく頑張ってるね」と共感してくれる人に、まず相談できると気が楽になりますよね。
夫にわかってほしいという気持ちがあるのはあたりまえ。
大変でつらい気持ちを先に少しケアして、やってもらいたい具体策をまとめてから伝えるほうが冷静に話せて、よく理解してもらえる場合もあると思います。
我が家の場合は、理解はわりとあるものの相談するとフリーズする夫なので、悩みの相談はしませんでした。
先生と話して気持ちを立て直せたので、夫に対しては
「根気よく絵本に付き合って」と頼んでいます。
絵本と言えば…
ちょっと裏技的な活用になっちゃうのですが、こんなストレス解消もおすすめ!
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まとめ
保育園に通う子供について、家でのわがままがひどくなる場合の考え方や工夫を以上のようにお伝えしてきました。
それでなくても忙しいのに、家での時間は子供のわがままに振り回されるって毎日とても大変ですよね。
「頑張っている証拠だ」「甘えさせてあげよう」と思えないくらい疲れていることだってあると思います。
私はそんなときは、
「私が楽するために、息子の相手をするんだ。それで、後でまとまった時間をもらって家事するんだ…」
と心で唱えて、態度だけはひとまず甘えを受け入れるようにしています。
余裕がなくて譲れず、息子が泣くことも。
完璧を求めない!と自分に言い聞かせながらやっています。
わがままの相手は親が頑張る場面ではあるけれど、できるだけ無理しないですむように、工夫して乗り切りましょうね。