一人での子育ては孤独で、ママ友がほしいなと思うこともありますよね。
でも、人と話すのが苦手だと声をかけることがまずできなくて、ママ友作りは果てしない道のりに思えることも…。
それでもママ友を作りたい!と模索しているあなたの役に立てるよう、
人と話すのが苦手な私自身が子育て支援センターでママ友を作った実体験をお伝えしていきます!
人と話すのが苦手でもママ友はできる?
私は息子が4か月のころから支援センターに行き始めましたが、先生としか話さないまま帰ってくる日が続きました。
話すのが苦手だと、支援センターに行ってもそれだけではママ友はできないんですよね。
自分からは話しかけられないし、話しかけられても、あいまいに笑って目をそらしてしまうから!
そこがいけないのは分かっているんですが…。
支援センターでママ友ができない…
地域子育て支援センターには普通、スタッフ(先生)がいます。
「人と話すのは苦手だけどママ友がほしいんです」と率直に相談してみましょう。
ママの心に寄り添うことも支援センターの先生のお仕事の一つなので、良い支援センターなら、まずは話を聞いてもらえるはず。
先生に助けを求めてみよう
先生は、育児中のママが集まるようなサークルを紹介したり、子供の月齢が同じくらいのママどうしを紹介したりして助け舟を出してくれます。
私も、体操や楽器のサークルがあるよと教えてもらったり、赤ちゃんと初めて来たママに紹介してもらったりしました。
ですが、私はこの方法ではダメでした!
サークルに対しては何か怖いような思い込みがあって、問い合わせや見学もしませんでした。
さらに、親しくなるのに時間がかかるタイプなので、子供の月齢が近いママを何人も紹介してもらいましたが、誰とも親しくなれませんでした。
私を含めて数人の初対面どうしが紹介され、がんばって会話の中にいても、帰る頃には他の人どうしで連絡先を交換しているのが普通でした…。
話すのが苦手な人の中にも、私とは違ってこの方法が合う人もきっといるはず。
これならできそう!と思ったら、支援センターで先生に相談してみてくださいね。
こまめに通ってみよう
親しくなるのに時間がかかる私にとって、「話しかけられてもあいまいに笑って終了」を改善するためには慣れがいちばん肝心です。
自分が慣れている相手なら、少しは返事ができるはず!
そこで、一か所の支援センターに絞ってほぼ毎日通い、頻繁に会うよそのママと目を合わせて会釈するところから始めました。
子供たちが同じおもちゃで遊んでいるときにちょっと会話して、また会えばあいさつして…
そんなことを1年以上繰り返して、やっと「会えば話をする」程度のママ友を、何人か得ました。
会話のための連絡先の交換はプレッシャーになり、私には合わないと気づいて、この段階ではしませんでした。
無理をするよりはこの程度の方が自然に知り合いができ、私にとってはやりやすかったです。
ただ、時間はかかりました!(笑)
その後やっとサークルに入り、もうちょっと知り合いが増え、必要事項の伝達のために連絡先の交換をしました。
ほんとうに慣れが肝心でしたね。
この方法が合う人も、きっといるのでは?
頻繁に遊び場に通うのは大変ですが、すぐにママ友ができなくても出かければ気が晴れますし、あなたがこんなタイプならおすすめの方法ですよ。
ママ友と仲良くなるには何を話せばいい?
ある程度話す相手ができてからも、私はしょっちゅう話題に詰まっていました。
何を話せばいいのか…。
私でもそこそこがんばれた話題と、がんばらない場合の対応とをお伝えしますね。
子供のすごいところや本人のおしゃれをほめる
育児の悩みを相談すると、相手がいい方法を教えてくれて会話が成り立ちやすい…とは言いますが、
話すのが苦手だと、自分を開示するのが苦手なことも多いですよね。
そこで、
ハイハイやあんよが上手とか、たくさん寝返りするとか、歯が生えているとか、
パッと見でわかる範囲でいいので相手の子供をほめるのがおすすめです。
自分からほめるだけでも一歩前進。
相手が話題を広げてくれたりあなたのお子さんをほめ返してくれたりしたら、あいまいに笑ってすまさないで、何でもいいから言葉で返せたら、さらに前進です!
私の場合は見慣れている相手の子供だと、できるようになったことがわかるので、この話題は会話が続けやすかったです。
また、本人のおしゃれをほめる手もわりと使いました。
育児中にがんばって身綺麗にしているわけですから、相手のほうから会話を続けてくれることの多い話題だと感じます。
「相手が返事をしやすい話題」なら、自分が話を広げなくてもいいのでがんばって話しかけやすいかもしれませんよ。
それでも話すことがなくて苦痛なときは…
正直それ、話さなくていいですよ!
だって話をすること自体が苦手なんですから、話すことがないときまで無理することはありません。
無理すると会話どころか人間関係に疲れることもありますし、あいさつさえちゃんとしておけばOKです。
それでも、何も話さないのは感じが悪いかも…と悩んでしまうときは、私はママ友ではなく、ママ友の子供に話しかけていました。
お互い「ママ友」という認識があるなら、子供をかわいがってもらって悪い気はしないはず。
間がもたない時は、相手の子供をかわいがってみると自分の育児の息抜きになって、意外と楽しいですよ。
まとめ
人と話すのが苦手なタイプのママ友作りと付き合いの維持について、以上のようにお伝えしてきました。
確かに、ママ友を作るならがんばる必要がありますが、あなたに合った方法で工夫して、無理はしないようにしてください。
ママ友作りや関係の維持に疲れて、育児や普段の生活にしわ寄せがいってしまうとかえって大変ですからね。
我が家の息子は保育園に通い始めたので、支援センター時代のママ友とは出会わなくなりました。
サークルの時に交換した連絡先の中で、月に一度メッセージを送りあう相手がいるかどうか…程度の付き合いをしています。
SNSで友達登録し、お互いの投稿を見るような関係の人はいません。
「ゼロではないが、頑張るほどでもない」という感じが、私には合っているようです。
自分に合った関係を保てるママ友が、あなたにもできるといいですね。
話すのが苦手な仲間として、小さい声で応援しています。