寝かしつけの定番、絵本の読み聞かせ。
「効果がある入眠儀式」と評判ですが、それなら始めるべき?と悩んでいる時期には本当に子供がすんなり寝てくれるのか気になりますよね。
寝る前の絵本は効果があるのかどうか。
我が家では「逆効果である」時期と、
「やり方によっては寝てくれる」時期の両方を経験しました。
悩めるママの参考になるよう、我が家のケースをご紹介しますね!
寝かしつけの時だけ絵本の読み聞かせを聞かない!
うちの息子より小さい知り合いの子供は、寝る前になると絵本を読んで欲しがり、決まった冊数を読むと自分から布団に入って横になる…
といううらやましい話を聞き、絵本の読み聞かせを取り入れたのは息子が1歳後半のころでした。
読み聞かせそのものは座って聞くようになってきており、絵本が大好きな息子。
期待して始めましたが…。
読み聞かせを始めると、寝室の中で走り回って全然聞かない!
大笑いしてはしゃぎまわり、ふすまを開けて逃げようとすることも。
言い聞かせてもつかまえても、まったく意味がありませんでした。
むしろ、聞かせようと私が頑張るほどテンションが上がり、寝かしつけから遠ざかりました。
今にして思うと、静かな雰囲気に耐えられず、つい騒いでしまったのかもしれません。
あるいは、「寝たくないから、寝る支度をしたくない」。
続けても変化がなく、絵本を読むことはむしろ逆効果。
頑張っても無駄だ…と1歳の時は読み聞かせをあきらめました。
寝る前の絵本は、一般的には効果があると言われていますが、効果がないことも実際にあります。
もしあなたのお子さんが効果がない・逆効果になるケースなら、「今は」こういう時期なんだと気持ちを切り替えて頑張らずに別の方法をとったほうがいいと思いますよ。
寝る前の読み聞かせが終わらない!一体いつまで読めばいいのか…
1歳のころは寝る前の読み聞かせが逆効果だった息子。
2歳になって夫がインフルエンザにかかり、私と息子がリビングで寝た日をきっかけに突然寝る前の読み聞かせを聞くようになりました。
いったい何が原因だったのか、私にもわかりません。
普段とは違う雰囲気が影響したのかもしれませんが…。
しかし聞くようになったらなったで、私は延々と読まされ、本人はまったく寝ない!
非常につらかったです。
この時期も読み聞かせをやめたかったのですが、やめると大泣きし、かえって大変になるのでやめられませんでした。
〇冊読んだら寝ようね、と交渉しても拒否。
こちらが限界になったら終了という強硬策をとり、息子は泣き疲れて寝付く毎日でした。
つまり、
「読み聞かせでは寝ないのだから、効果はなかった」と言ってもいいでしょう。
あなたのお子さんが、
「〇冊読んだら布団に入る」という約束が守れそうなら、この段階でも効果が見込めるかもしれません。
読み聞かせ自体は聞いてくれるのなら、約束できるかを試してみるのがいいと思います。
寝る前の絵本、電気は明るく?暗く?
私は以前は
「絵本が見えなかったら息子の目が悪くなるかな」と迷いがあり、電気を暗くするかどうかははっきり決めていませんでした。
ですが、延々読まされることにある程度慣れたころ、今後は必ず電気を暗くすることに決めました。
消灯はせず、豆球ていどの明るさです。
真面目に聞かせようとするからいつまでも読まされる。
絵本があまり見えなければ、息子も集中できず眠くなるのでは?
そう思ってのことでした。
絵本の選び方も変え、文字が大きいものに限るか、私が内容を覚えているものを息子と一緒に選ぶようにしました。
電気を暗くして読み始め、私だけ途中から横になります。
そのうち速度を落とし、途切れ途切れにし、寝たふりを始めます。
すると、息子も舟をこいで寝てしまうことがだんだん増えてきました。
わが子の場合は、この
「ちゃんとした読み聞かせはしない。眠気を誘うための手段として読む」というやり方が合うようでした。
あなたのお子さんにもあてはまるようなら、是非やってみてください。
真面目なママは
「きちんと読みきかせることをやめる」という点が大変かもしれませんが、うまくいったらもうけものですよ!
まとめ
寝る前の絵本の読み聞かせについて、以下のようなことをお伝えしてきました。
聞いてくれなくて寝ず、効果がないこともある
⇒無理をせず、読み聞かせにこだわらないほうがいい。
延々と聞きたがって寝ず、効果がないこともある
⇒何冊読んだら寝るなど、約束してみるといいかも。
電気を暗くする、寝たふりと組み合わせるなど、子供にやり方を合わせると効果が表れやすい
「効果がないこともある」という実例を、役に立つ情報より文字数を割いて詳しくご紹介してきました。
寝る前の読み聞かせを始めたとして、もしあなたの子供に有効でなくてもおかしいのではない、と安心してもらえたのではないでしょうか。
うちの子は今のやり方で成功していますが、きちんとした読み聞かせで大成功している知り合いの子供と同じやり方のときは、逆効果でした。
効果が出ることもあれば、出ないこともあります。
うまくいかないときは、読み聞かせ以外の方法にすればいいだけ。
気楽な気持ちで始めてみてくださいね。
もちろん、効果が出ればしめたもの!
読み聞かせでゆったりした時間を作り、お子さんがすんなり寝ついてくれるといいですね。