
今回ご紹介する絵本は、おしいれのぼうけん。
選んだ理由は、私が子供の時に読んでもらった絵本で懐かしかったからです。
パートナーも小さい頃にこの同じ本を読んでいて、子供に読ませたいと思っていたそうです。
つまり、30年以上前からある名作の絵本です。
おしいれのぼうけんについて、あらすじ・対象年齢・読み聞かせや感想などをまとめてみました。
おしいれのぼうけんのあらすじ
悪ふざけをしていた男の子二人が、保育園の先生に押し入れに閉じ込められます。
すると、押し入れのなかにトンネルが現れます。進んでいくと、そこには怖い顔のねずみばあさんがいました。
園児達が怖いものふたつ、罰として入れられる押し入れと、先生が人形劇で演じるネズミ婆さん…。
ねずみばあさんは、手下のネズミと一緒に子供達を捕まえようとします。
子供達は、ねずみばあさんから逃げるために、協力し、そして、最後は倒すという物語です。
また、最初に男の子二人が悪ふざけをしていたと書きましたが、本来は一人の男の子が悪いだけでした。しかし、先生は誤解して二人が悪ふざけをしたと思っています。
ごめんなさいと謝れば、先生はすぐに二人を押し入れから出すつもりでした。しかし、彼らは、一人が悪くないのにもかかわらず謝りたくないと言う思いから、自分のたちの信念を曲げずに謝らないのでした。
最後は、先生は彼らに謝ります。
おしいれのぼうけんの対象年齢は?
対象年齢は3歳児以上ですが、年長さんの年齢(4歳・5歳)には、更に反応が良いかと思います。
おしいれのぼうけんの読み聞かせ・子供の反応
小さい頃は、ねずみばあさんが怖いようで、この絵本はあまり好きではないようでした。
絵がリアルで、刺激が強かったのかもしれません。絵本を近づけるだけで泣き叫んでいました。
しかし、年齢が上がるにつれて、この絵本の良さがわかってくると、何回もせがんで読んでと言うようになりました。
そして、実際に押し入れにはいってみて、ねずみばあさんがいる世界に行けるのではないかと試していました。とても、微笑ましい光景でした。
そして今では、この絵本が大好きです。
おしいれのぼうけんの絵本で学んだように、勇気を持って行動でき、友人を大切にするような子供になってます。
また、私のように、この子も大きくなったら自分の子供にこの本を読みたくなるとおもいます。
おしいれのぼうけんの魅力を保育園の先生に聞いてみました
今となっては押し入れの無い家が殆どですし、罰する方法にも賛否両論があります。
お昼寝がある保育園児にしか伝わらない部分もありますが、暗闇閉じ込められた恐怖は今でもどの子供達にも当てはまります。
本を読み始めるとその恐ろしさで、瞬時に子供達はシーンとお話に静かに聞き入ってしまいます。
恐ろしいねずみばあさんが登場した時には、顔を覆う子、キャーと叫ぶ子、隣のお友達に抱きつく子などがいて、主人公の男の子2人に気持ちを重ね、手に汗握って見入っています。
そして、押入れから出られた時の開放感!毎回ほっとする子供達の表情を見る事が出来ます。
とくにお昼寝前に読みきかせをすると効果覿面。どの子もすんなり寝付いてくれます。
押し入れは怖いところ、暗闇には何かが居るかも知れないという恐怖の部分と、それでも何があるかわからないわくわくどきどきの魅力もあるところなので、子供達の想像力がどんどん膨らみます。
またけんかをしても誤ること、許すことで、互いに協力出来る友情の素晴らしさも教えてくれるので、子供の想像力、豊かな感情を育むにはお勧めの一冊です。
子供に絵本を通して伝えたいこと
おしいれのぼうけんのシリーズ名・続編がある?
おしいれのぼうけんは、ふるたたるひ(古田足日)さん、たばたせいいち(田畑精一)さんの共著。
「絵本・ぼくたちはこどもだ」シリーズの一冊です。
シリーズの続編は『だんぷえんちょうやっつけた』ですが、おしいれのぼうけんとは内容・登場人物ともに違っています。
おしいれのぼうけん関連グッズでは、「すごろく」が発売されています。
大盤のすごろくは、おしいれのぼうけんのストーリーに沿って展開され、もちろんねずみばあさんも登場!
すごろくの裏面は、おはじきゲーム・ねずみばあさんをやっつけろ。
さいごに
大人になって読むと、この絵本の奥深さを痛感することができます。
大人の目線と、子供の目線で、見方が変わってくる面白さがあります。
勇気、友情、信念などを教えることができる素敵な絵本です。
おしいれのぼうけん、ぜひ、多くの人に読んで欲しい名作です。