冷凍のいくら、食べる分だけ小分けに解凍できたら便利ですよね。
でも、小分けではなく大きな容器で届いたときはどうしたらいいか困ってしまいます。
全部解凍しなくても食べられる方法はあるのでしょうか。
今回はいくらの解凍を小分けにする方法についてお伝えしますね。
いくらの解凍 小分けにできる?
きらきらと輝く宝石のようないくらの醤油漬け、少量でも盛り付けると途端に華やかになります。
小分けにされていた方が使い勝手がいいのですが、通販などで注文した時に1個の大きな容器で届くことがありますよね。
欲しい分だけ解凍することは出来ない…ではどうするか?
この場合は丸ごと冷蔵庫で解凍し、半解凍になったところで小分けし使う分をよけて、残りは再冷凍する、という方法がベストです。
完全に解凍してしまうと味の劣化につながるため、半解凍がおすすめです。
凍ったまま包丁で切ることもできるのですが、切った時に粒が破れてしまうので、半解凍で小分けにした方が良いです。
おすすめのいくら
いくらの冷凍を小分けにする方法
それでは塊のいくらを小分けして上手に冷凍する方法を詳しくお伝えしていきますね。
- 凍ったイクラを冷蔵庫に移します
- いくらの量にもよりますが2〜3時間で半解凍になります
- 半解凍になったいくらをラップに小分けにして1回分づつに分けます
- ラップで包んだらフリーザーバックなどにいれてすぐに冷凍します
冷凍するときは、空気が入らないようにしっかりと空気を抜きましょう。
アルミ皿などにのせて冷凍庫に入れると急速冷凍することができます。
低温で早く冷凍したほうが劣化を防ぐことができますよ。
霜がつくと冷凍焼けして格段に味が落ちてしまいますので、気を付けましょう。
冷凍焼け防ぐには、しっかりと空気を抜くこと、つゆも一緒に冷凍すること、冷凍庫の開け閉めをなるべく少なくして温度変化が起こらないようにするのがポイントです。
いくらを解凍して再冷凍するのはあり?
いくらを何度も解凍したり冷凍したりして大丈夫?と思ってしまうのですが、お店で売っているいくらも、冷凍を仕入れて解凍して売っていることが多いです。
それを買った人がまた冷凍して食べたりしていますよね。
ですから半解凍を小分けにして再冷凍することは、極端に心配することはないと思います。
でも人によっては再冷凍を嫌う人もいますね。
理由は冷凍によって細胞が破壊されて味が落ちてしまうからです。
業務用の冷凍庫のようにマイナス30度で急速冷凍などであればまだよいのでしょうが、家庭用の冷凍庫ではそうもいきません。
一度解凍した段階で雑菌が発生している可能性もあるので、そう考えると再冷凍は避けた方が良いというのも一理あります。
どうしても気になる人は再冷凍は控えましょう。
そこまで気にしないならば、自己判断になりますが半解凍して小分け、再冷凍でよいのではないかと思います。
気になる場合はいくらに火を通して食べることも検討してみましょう。
パスタに入れたり、鍋に入れたりして食べることもできます。
ただし、いくらを加熱するとたんぱく質が変質して白くなり、食感も固くなりますので、好みが分かれます。
いきなり全部を加熱するのではなく、少し試して口に合うかどうか確かめてみることをおすすめします。
冷凍したイクラの保存期間は?
冷凍したイクラの保存期間は1か月ほどです。
9月ごろに醤油漬けにして冷凍し、お正月に食べている人もいますから、上手に冷凍すれば保存期間は長いです。
家庭で取り寄せなどをした場合、もともと冷凍で届いたなら1か月くらいは持つのですが、生のいくらをスーパーなどで買ってきた場合は、冷凍されたものを解凍して売っている場合が多いです。
食べ切れなくて冷凍した場合は再冷凍になりますので、なるべく早く食べ切ることをおすすめします。
いくらの保存 解凍後はどうすればいい?
解凍後のいくらは必ず冷蔵庫で保存してください。
常温は絶対にNGで、食中毒を起こすもとになります。コンビニでいくらのおにぎりが売っているからと油断しないでくださいね。
冷蔵庫でどのくらい保存できるか気になるところですが、醤油漬けや塩漬けなどで加工している場合は5日~7日程度が目安です。味付けされているほうが日持ちがします。
できれば3~5日くらいを目安に、なるべく早く食べ切りましょう。
イクラは腐るとどうなる?見分け方は?
腐ったイクラは白く濁ってきたり身崩れしてきます。
糸が引いているようなのもダメです。
こうなると異臭がしますので臭いでわかると思います。
未開封のものでも袋が膨張しているようなら腐っている可能性が高いです。
まとめ
いくらの冷凍、解凍についてお伝えしました。
小分けにされていない容器で届いたときには、半解凍にして小分けにし、再冷凍する方法をとっている人が多いです。
冷凍するときは冷凍焼けを防ぐために空気をしっかり抜いて出来るだけ低温で早く冷凍させましょう。
再冷凍による味の劣化を防ぐことができます。