七夕の折り紙、今回は網の作り方です。
七夕飾りの網は、投網(とあみ)と言い、魚を捕る漁具を表しています。
あみ飾りは見栄えするので笹につるすのにぴったり!
折り紙を折って切る作業は手間がかかるように見えますが、案外簡単です。
画像と共に手順を紹介していくので、一緒に作ってみてくださいね。
七夕の折り紙 網(投網・あみ飾り)
折り紙で作る網、出来上がりはこうなります。
用意するものは、折り紙1枚とはさみ。
用意するもの
他、つるして飾る際に使うこより(紐・リボンなど)とセロテープなど。
折り紙で投網の作り方
では、投網を作っていきましょう。
1.折り紙を三角に折ります
2.もう一度三角に折ります
3.さらに三角に折り、この状態から切り込みを入れていきます
3回三角を折った折り紙は、下記画像のようになっています。わ(折り紙がつながっている)の辺とその反対側を切っていきます。
わかりやすく切り線を入れました。先端を少し残し、等間隔に。ここでは先端残す部分と、切り目の間隔を1cmにしています。
反対側の切り線です。先端は残し先ほどの線と互いになるように。
4.片側を切ってから、反対側も切ります
先端を切り落とさないように注意してください。
5.折り紙を開きます
6.形を整えて完成です!
真ん中を摘まんで上に軽く引っ張りながら形を整えます。
こよりをつける場合は、折り紙の先端(真ん中)を小さく切って穴を開け、
半分に曲げたこよりを上から入れて裏側でセロテープで止めると良いです。
折り紙の網を七夕飾りに!
出来上がった投網を笹に飾ってみました。
知らない人が見たら、こんなのどうやって作ったの!?とびっくりされてしまいますが、実は割と簡単なんですよね。
でも、あの三角に切り目を入れた形から、こんなキレイな網飾りができるなんて本当に凄いです。
七夕のあみ飾り(紙を切ってあみあみに伸ばす)仲間には「天の川」もあります。
折り方が違うだけで、作り方はよく似ています。
さらに、七夕飾りの「くずかご」こちらは今回作った投網と作り方は全く一緒!
最後の止め方が違うだけなので、網を作ったら屑籠も作っちゃいましょう!
投網は魚を捕る網なので、折り紙の魚も一緒に飾りました。海のものつながりで貝殻も!
さいごに
七夕の投網は、仙台七夕で飾られる由緒ある七夕飾りです。
豊漁を祈願して、また幸せを引き寄せる・絡め取るという意味も込められています。
おうち七夕飾りにもぜひ加えてくださいね!