長瀞の桜の見頃は3月下旬から4月下旬まで、さまざまな種類が楽しめます。
長瀞の桜の開花状況は、
≫長瀞町観光協会
で更新されています。
見頃の時期には「長瀞さくら祭り」が開催されます。
長瀞といえば有名なのはライン下り。桜とセットで楽しめたらいいですよね!
長瀞ライン下りと桜を楽しんだ体験談をお伝えします。
長瀞の桜の時期にライン下りへ
群馬県上野村に毎年のように家族とテントを持ってキャンプをしに行っているのですが、天気が悪くて欠航していない限り、埼玉県長瀞町のライン下りに寄ってから家路についています。
特に時期を選んだ訳ではないのですが、その時はラッキーなことに関東地方の山あいがちょうど桜の季節のピークを迎えており、天気も良く、上野村からのルートではマイカーの車窓から桜を楽しむことができました。
十分に桜の季節を楽しみ尽くしたところで、目的地の長瀞に着きました。そしていつもの通り、ライン下りの無料駐車場に車を停めて、秩父名産の天然氷のカキ氷を食べてからライン下りの乗り場に徒歩で向かいました。
歩いていると、周りの山や道沿いに桜がきれいに咲いているので、妻と「ちょうど良い時期に来たね。天気も良いし。」と話をしていました。ただ、いつも通りの感覚で桜を眺めていたと思います。
長瀞ライン下りの帰り道に桜並木へ
そして目的のライン下り。いつも通り、船頭さんの口上を聞きながら、水しぶきを少し浴びて家族4人でライン下りを楽しみました。ライン下りを終えると、乗り場から数キロ下流に移動していることになるので、ライン下り専用のマイクロバスで上流の乗り場に送ってもらいます。
その時はお客さんは十数人だったので、ゆったりと座れたと思います。バスは運転手さんのほかに添乗員さん(船頭さん兼任?)が乗っていて、なぜか最後尾の席(バスの後ろの窓の席)に座らないよう指示をしていました。
バスが出発すると、添乗員さんはいつも長瀞の観光の話や冗談話をしてくれます。その時もいろいろ話をしてくれて皆が和んでいるうちに、バスは桜並木がある通りに出ました。
桜がほぼ満開だったので、乗客は一様に感嘆の声を上げていました。
横の車窓から桜を楽しんでいると、添乗員さんが「長瀞の桜は綺麗でしょう。でも、もっとキレイに見える見方があるんです。知っています?」と、話を始めました。
乗客が皆戸惑っていると、添乗員さんは「皆さん、バスの後ろの窓を見て下さい。」と、話しました。
すると、バスの後ろの窓から見える桜並木は現実の世界では見たことのない、映画やアニメの世界のような美しさで、本当に感動しました。
並木での宴会禁止らしく、また歩いている人も少なく、後ろの窓に乗客もいないので、さらに美しさ倍増でした。
「桜並木は、車の後ろの窓から見るとキレイなんですよ」と、添乗員さんは続けて話しました。今まで気づきませんでしたが、本当にきれいでした。