七夕飾りに折り紙でくずかご(屑籠)の作り方をご紹介します。
くずかごは、七夕飾りを作る際に出た紙くずを入れて飾ります。
ものを大切にする、倹約、整理整頓の意味が込められているんです。
まずは作り方を、さらに実際にどう飾るかもお伝えしていくので、参考にしていただけたら嬉しいです。
七夕飾りの折り紙くずかご
七夕飾りのくずかごは、天の川や投網のような、あみあみの飾りです。
投網とは折り方・切り方が同じなので、分かる方は次項の飾り方からご参照ください。
用意するもの
- 折り紙1枚
- はさみ
七夕くずかごの作り方
3回三角に折って、はさみで切り込みを入れる作業です。左右の説明は、切り込みを入れる辺を分かりやすくするために記載しています。
1.折り紙を三角に折ります
左上の角を右下の角に合わせて折ります。
2.さらに半分に折ります
右上の角を左下の角に合わせて折ります。
3.もう一度、半分に折ります
右の角を左の角に合わせて折ります。
4.切り込みを入れます
切り込みを入れる箇所は、以下の写真の通り、1cm〜1.5cm間隔で先端を少し残します。反対側も、最初の線の間を先端を残して切っていきます。
5.折り紙を開きます
破らないように注意しながら、折り紙を広げます。
四隅を上でまとめて、形を整えればくずかごの完成です。
くずかご折り紙を七夕飾りに!
では、作ったくずかごの飾り方です。
用意するものは、
- 先ほど作った折り紙のくずかご(切って広げた状態)
- 吊す紐(こより、リボンなど)
- のり(セロテープ、両面テープ、ホッチキスなど止めるもの)
- くずかごの中身(折り紙の切りくずなど)
吊せる状態になれば何でも大丈夫です。私が今回用意したのは、
- こより
- セロテープ
- 両目テープ
- 穴開けパンチ
折り紙の裏面を上に配置して、紙くずなどを乗せます。
七夕飾りを作った切りくずや失敗作を置きました。
子供が作ったものは、ちょっとぐらいの失敗なら飾ってあげたいですよね。入れるものがなければ無理に用意しなくていいと思います。
ここでも紙くず入りと、空のくずかごの両方作ってみますね。
次に四つの角を合わせます。まとめ方はお好みでOKですが一例として
先端を折って合わせ、両面テープを貼って
パンチで穴を開けてこよりを通しました。
こちらは同じようにやろうとしてパンチ穴を失敗したので、こよりごと折り紙を細く切って止めました。
こちらは四隅を重ねて、両面テープで貼り合わせ
パンチで穴を開け、こよりを裏からセロテープで止めました。
どのやり方でも仕上がりに大差ありませんでした。こよりと一緒にテープでまとめたり、ホッチキスで止めるなどするやり方が簡単かもしれません。
実際に飾ってみるとこんな感じです。
まとめ
七夕飾りに折り紙で作るくずかごをご紹介しました。
くずかご(屑籠)ってゴミ箱ですよね?何で七夕飾りにするんだろうって、最初は不思議で…。
倹約・ものを大事にする心を育む意味があると知って、とても素敵なことだと思いました。
くずかごは仙台七夕でも飾られています。
おうち七夕飾りにもぜひ!作ってみてくださいね。