茨城県水戸市では毎年8月第1週の土日に、水戸藩2代藩主である徳川光圀を称える祭「水戸黄門まつり」が開催されます。
その前夜祭として前日の金曜日に行われていた「水戸黄門まつり花火大会」。
今年(2019年・令和元年)から祭り本体とは別日程となる大幅リニューアルが発表されました。
7月20日(土)
地元民の筆者が、水戸花火大会の駐車場やアクセス・開催情報、見どころを詳しく紹介していきます。
水戸黄門まつり花火大会の場所・アクセス
水戸市に位置する日本三名園の一つ偕楽園のふもとに広がる千波湖から、色とりどりの趣向を凝らした4500発の花火が約60分間にわたり打ち上げられます。
車でのアクセスは常磐自動車道水戸南ICから車で20分のところにあります。
水戸花火大会の駐車場・交通規制
千波湖周辺には一部が有料となる約1500台のキャパが収容可能の駐車場が点在していますが、湖南東の県立近代美術館側の道路が歩行者専用道路になり、さらに西へ進むと大会本部が設置されその付近の道路は立ち入り禁止区域となります。
駐車場は午前中から満車になるところもあり、余裕を持ったスケジュールを確保しておくことが必要です。
水戸花火大会を見る場所は?
水戸花火大会の会場には桟敷席などは設けられておらず、大体が湖畔や街のスポットでの鑑賞となるため入場料は無料です。
会場から車で15分ほどにある茨城県庁の25階展望ロビーからの鑑賞も人気で、抽選制で150組が無料で参加することができます。
千波湖から延びる桜川沿いのサイクリングロードも鑑賞スポットであるために見学者でごった返しています。
水戸花火大会のデート・告白場所は?
もともと千波湖には、カップル揃って一緒に歩くと恋が成就するとか、ボートに乗ったら逆に振られるなど、地元ルール的なジンクスが言い伝えられるスポットであるため、このイベントをチャンスに想いを告げようとしている方にはあえて自己責任で臨んでほしい。
しかしながら私の友人はこの千波湖でプロポーズをし、2人のお子さんに恵まれ10年近く結婚生活が続いているので、やはり正直、何とも言い難い状況ではあります…。
水戸花火大会の周辺にホテルはある?
水戸駅には北口・南口ともにホテルが隣接されており、この「水戸黄門まつり」のシーズンはどの宿泊施設も満室になっているため、早めの予約をお勧めします。
CHECK!≫周辺の宿を探す[楽天たびノート]水戸黄門祭りがリニューアル
1961年から続くこの「水戸黄門まつり」は今年で59回を迎え、地元では夏の風物詩として老若男女問わず長い間親しまれてきた祭です。
浴衣をまとい風情を楽しむカップルやグループの姿も多く見られ、会場付近のみならず、地元産の野菜やフルーツを使用した限定メニューを提供する飲食店も数多くあります。
なお今年はこの「水戸黄門まつり」を大幅にリニューアルし、祭本体と花火大会を切り離して企画・実施することが伝えられています。
水戸黄門祭(本祭)は、例年通り8月第1週の土日
- 2019年8月3日(土)、4日(日)
花火大会は2週間前倒しで
- 2019年7月20日(土)
さいごに
昨年までの花火大会は金曜日の平日に開催されるとあって、県外からの観光客が足を運びにくいスケジュールでした。
大会そのものの動員数が近年横ばいとなっていたため、運営側は現状より2週間ほど前倒しし宿泊客が増えることを期待しているそうです。
そのため今までになかった演出や付随した新しい企画などその「見せ方」もさらに飛躍するのではないかと地元民としても期待しています。