伊豆高原駅から大室山に向かって車で30分くらい、お大福のようなぽってりとした姿の大室山の麓に「さくらの里」はあります。
初めて訪れた時は、青い空に聳え立つ緑豊かな大室山と、濃淡の淡いピンクの桜の群生に、思わず歓声をあげてしまったほどでした。
広々とした芝生に色々な桜の木が植えられている公園は、入場料は無料で、駐車場やトイレもあります。
さくらの里前の駐車場は、伊豆ではめずらしく無料でありがたいのですが、ちょっと小さめなので、期間中は朝8時半頃からすでにほぼ満車になってしまいます。
それでも、駐車場の誘導、道路の横断時の交通整理のなど、案内が行き届いていますので安心できます。
伊豆さくらの里の開花状況は?
さくらの里は桜の種類が豊富で、9月下旬に「十月桜」が咲き始め、「兼六園冬桜」「三波川冬桜」と続き、1月下旬には「寒桜」、2月中旬には「河津桜」、3月中旬には「伊東桜」3月下旬に「紅八重彼岸」
そして4月初旬に待望の「染井吉野」が咲きはじめます。
それから4月下旬に「御衣黄」、5月初旬の「兼六園菊桜」が絞めとなり、一年の半分以上、約8カ月にわたり、さまざまな種類の桜が、咲き続けるのです。
これだけ多種の桜を、同時に見たのは初めてでした。
本当はここに、全部の桜の名前を並べてみたい衝動にかられるのですが、名前を並べたところであの美しさを表現はできません。
やはりここは、ぜひ自分の目で確かめて頂けたらと思います。
「さくらの里」には約40種、1500本の桜が植栽されていると紹介されていますが、種類はもっとたくさんあるような気がします。
しだれ桜ひとつとっても、気づいただけで五種類はありました。色はもちろん、八重に一重、花びらのかたちまで違っていて、自分好みの桜を探すのも楽しいかもしれません。
さくらの里のライトアップは?
期間限定ではありますが、満開の時期にはライトアップがされます。
暗闇にぼんやりと浮かぶ夜桜と、伊豆の美しい星空が堪能できます。
ライトアップは、ソメイヨシノの開花時期にあわせて行われます。
3月下旬 〜 4月上旬
18:00 〜 21:00
期間は桜の開花状況によって変更される場合があります
(※参考 2018年の日程)
3月30日(金)〜 4月8日(日)
伊豆の桜の里で花見
入口から続く遊歩道は、特に進行方向の矢印とかもなく、気ままに歩けます。
ほとんどの桜は幹に触れることが出来て、桜の根元から満開の花を見上げることが出来ます。
また、ぽつぽつなんですがベンチもありますし、芝生の上にレジャーシートを敷くことも出来ますので、ピクニックには最高です。
ここはやはりお花見弁当と行きたいところですが、もしも大変だったら期間中は出店もあります。
パンにピザ、唐揚げにお稲荷さんと種類も豊富ですので、迷ってしまうかもしれません。
桜の木の下で横になるのは、何とも言えない気分になれます。ただ、思いのほか寒いので、転寝なんかは気をつけた方が良いかと思います。
大室山麓さくらの里の住所は
静岡県伊東市富戸先原1317
詳しい交通情報や所在地については、
≫楽天たびノート
をご確認ください。
絶対に見る価値があります。おすすめします。