毎年秋に開催されている「おきバスフェスタ」は、定期観光バス乗り場で、こっそり、ひっそりと開催されています。
内容は、バス車両の展示、バスの備品(エンブレムや行先幕)の販売、730バスでの無料バスツアーなどです。
事前の告知も不十分ですし、ひっそり行われているので、バスオタクが集まる地味なお祭りだったのです。
ところが、2018年は那覇バスターミナルの改修工事が完了したのを記念して、那覇バスターミナルでイベントを開催することになりました。
子育てフリーペーパーの「たいようのえくぼ」と琉球新報社とのコラボ企画となりました。
名称も「美ら島(ちゅらしま)バスまつり」に変更になりました。
那覇バスターミナルのイベント開催
直前になるまでイベントの告知がされませんでしたが、3日前に新聞の副読誌で特集をされたことで、一気に知られることになりました。
美ら島バスまつり
2018年09月23日(日)
那覇市・那覇バスターミナル
イベント開始は11時でしたが、その時点で長蛇の列です。
抽選会やバスターミナル探検ツアー、無料バスツアーの整理券はあっという間になくなりました。
事前の告知の大切さをしみじみと実感しました。
親子イベントを中心にしたので、段ボールでバスごっこしたり、牛乳パックでバスを工作したり、レゴなどのワークショップはたくさんの子供たちに大人気でした。
沖縄730バスの展示
バスの展示もあって、バスの乗り方を学べたり、運転手になりきって、アナウンスをさせてもらうこともできました。
沖縄はアメリカ統治時代は右側通行でしたが、日本に返還された後、左側通行になりました。
バスも右ハンドル左ドアに変更する必要がありました。
その日が7月30日だったため、左側通行後に導入されたバスを730バス(ナナサンマルバス)と呼んでいます。
今でも現役で走る貴重な730バスが展示されていて人気を集めていました。
美ら島バスまつりの見どころ・感想
3、4台キッチンカーが出店していたので、食べ物が売り切れてしまうこともなく、出来立てを食べることができて良かったです。
琉球新報はキャラクターのふわふわトランポリンを無料開放していました。キャラクターの着ぐるみも登場し、写真撮影に応じていました。
沖縄のイベントに欠かせない、ラジオの公開放送や音楽ライブもありました。
無料バスツアーは好評だったため、追加であと2台運行されました。
観光バスに乗って、那覇バスターミナルから那覇空港をめぐって戻ってくる30分くらいのツアーでしたが、バスガイドさんが歌ってくれたり、観光案内やクイズなどで楽しませてくれました。
とてもたくさんの人でにぎわい、新しいバスターミナルのお披露目にふさわしいイベントになりました。来年以降も賑やかなイベントを開催して欲しいと思います。